秦野は神奈川県で唯一の三方を丹沢山系に囲まれた盆地です。
市内を流れる水無川上流には、6世紀末~8世紀初頭の円墳35基が残っており、昔から住みやすいところでした。
1885(明治18)年、現在の入舟町の今はない山本旅館でイギリス人宣教師達によるキリスト教の集会が開かれていました。10年後(1896年)に聖路加教会聖堂が建てられました。 当時の秦野は、1890(明治23)年に陶管による水道が完成し、市内に配水されるようになり、また江戸時代からのタバコ栽培で活気のある町でした。
1923(大正12)年の関東大震災により聖堂、牧師館が全焼してしまいました。 1924(大正14)年に現在地に聖堂・牧師館新築。戦禍を免れ、建物は現在に至ります。 1954(昭和29)年:地元の要望を受けて、聖ルカ幼稚園開園。1974年3月の閉園まで続きました。 2016年2月に新聖堂・会館・牧師館の聖別式を行い、10月には教会創立120周年の感謝礼拝を献げました。